私のホットレモン―小さい鉄瓶で、ゆるく続ける白湯生活―

🌿寒い朝に始めた「ホットレモン生活」

だんだん寒くなってきました。
特に冷え性の私にとって、冬は朝起きるのが おっくうになりがちです。
そんな私が、冬になると自然とやり始めるのが「朝のホットレモン🍋」です。

「朝起きたら白湯(sayu)を飲むといい」とよく聞きますが、
実際に“きちんとした白湯生活”を続けるのは、意外と大変でした。

🌿正しい白湯のつくり方は、なかなかハードルが高い

ちなみに、白湯の正式な(?)作り方は、水を沸騰させたあと、弱火で5~10分ほど沸かし続けて、
カルキや不純物を飛ばし、少し冷ましてから(50℃ぐらいのお湯を)飲むのが理想だそうです。
(私は沸騰させなければならないことを知らず、
 普通に、お湯を「白湯」として飲んでいた時期もありました…)

でも、朝の忙しい時間に、ましてや「自分のためだけ」に、そこまで ていねいなことを毎日はできなくて💦
誰に文句を言われるわけでもない、一人暮らしの朝だからこそ、無理なく続けたい。
そんな私がたどり着いたのが、「これならできる」と思える「ホットレモン(hot lemon water)生活」でした。


🌿小さな鉄瓶が、ちょうどいい

使っているのは、南部鉄器(Nambu iron kettle)の小さな鉄瓶。
初めて見た時は「こんな小さい鉄瓶、何に使えるの?」と思ったのですが、
一人暮らしの私にはまさにピッタリ。よく考えらえているなとも思います。

せっかくなら長く、一生モノとして使えるものをと思って選んだ相棒です。
直火にかけられるうえ、コップ一杯の水(200mlほどの水)なら2〜3分で沸いてしまいます。
一人分のお湯を、ちゃちゃっと準備できる。
この”ちょっとだけ沸かせる小ささ”が、私にはちょうどよくて。
忙しい朝にも、重たい気持ちになることなく、負担になりません。


🌿予熱で乾く 手入れいらずの相棒

お湯を注いだあと、鉄瓶はガスコンロの上でそのまま放置。
しばらくすると、余熱で水分が蒸発し、自然に乾きます。
いわゆる「自然乾燥」で完了!

フタの内側に少し水滴が残ることもありますが、その時だけ軽く拭くだけでOK!
水滴がついていない日もありますし、「気になったら拭く」くらいの感覚です。

実は私の鉄瓶も、使い始めてから うっすらと錆びてきた部分がありますが、
ホットレモンの味には全く変化はありません。
「すぐ錆びる」と思われがちな鉄瓶ですが、小さなサイズだと重さも気にならず、
手入れも簡単。
この何とも言えない手軽さのおかげで、一生モノとして大切に使える気がしています。


🌿レモンを絞るだけでできる やさしい一杯

コップにお湯を注ぎ、あらかじめ切っておいたレモンをひとつ絞るだけ。
それだけで、冬のホットレモンの完成です。

白湯にほんのり味を添える感じで、酸味がさっぱり。
体を通るお湯の温かさとレモンの香りで、
からだがゆっくりと目覚めていきます。

レモンは8分の1にカットして、野田琺瑯の白いタッパーに保存。
一週間分まとめておくと、朝はその中から ひと切れを絞るだけです。
「これなら続けられる」と思える、私の小さな習慣です。


🌿続けることがいちばんのコツ

私は生のレモンを使っていますが、忙しい日は市販のレモン果汁を使うことも。
”お作法通り”ではないけれど、「これならできる」と思える方法で続けるほうが大事だと思っています。

きっちりしすぎず、自分のペースで楽しむ。
それが、私の冬のホットレモン生活です。

🌷最後に、ゆるく続けられるコツを教えてください🌷

体も心も温まる習慣は、冷える季節には本当に大切ですよね。
誰のためでもなく、自分のために、無理なく続けるのが一番です。

皆さんは「これだけは、ゆるく続けている」という習慣や、「一人暮らしにピッタリだった」
という愛用のキッチン道具はありますか?

もしよろしければ、コメント欄でぜひ、教えてくださいね🌷

In Japan, drinking “sayu” — warm water — is believed to be good for your body,
but making it the traditional way takes time.
So I started my own version: hot lemon water,
made with a small Nambu iron kettle — just enough to boil one cup.
Simple, quick, and quietly beautiful —
a cozy morning habit that gently warms both hands and heart. 🍋☕

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